わが街とくさんネット TOP ≫ 福井県工芸品 若狭塗箸
福井県工芸品 若狭塗箸
福井県工芸品の若狭塗箸がネット通販で簡単にお取り寄せできます!
貝殻や卵殻を漆の中に埋め込んで、美しい海底の様を描き出したこの技法は若狭塗独自のスタイル。
若狭塗は小浜藩の御用塗師「松浦三十郎」が支那漆器の一種存星をヒントに、海底の様子を意匠化して考え出したのがはじまりです。
江戸中後期にかけては若狭塗の黄金時代で、箔押し研出し技法(青貝・卵殻)、螺鈿以外にも蒔絵の技法も併用され、200種以上にも及ぶ塗手法が完成されていたと言われています。
若狭塗箸の特長はなんといっても、貝殻や卵殻を色とりどりの色漆で塗重ねること。十数回も塗重ねられた漆の層を丹念に研ぎ出し磨き上げることで、まさしく美しい海底の様が浮かび上がります。1597年三十郎が考え出したこの技法は前代未聞。当時の人をどれだけ感嘆させたことでしょう。
三十郎のしなやかな発想力と技は、21世紀を迎えた今もしっかり受け継がれています。
■福井県工芸品 若狭塗箸「三つ貝」 2膳入り
小浜市は全国80%のシェアを誇る塗箸の産地です。特に貝や卵殻を模様にあしらい、伝統的な技法で作られる若狭塗箸は、食卓を鮮やかに彩ります。
贈答品としてもおすすめの品です。